「このまま今の仕事を続けていていいのだろうか…」 20代後半の頃、私はそんな思いを抱えながら働いていました。安定はしていても、どこか心が満たされない日々。
そんな折に「キャリアコンサルタント」という仕事に出会い、若者の就職支援に携わるようになりました。そこで多くの悩みに触れるうちに見えてきたのは、本人の努力だけでは越えられない「制度」や「職場環境」の壁でした。
「職場の在り方そのものを見直さないと、根本的な解決にはならない」 そう痛感すると同時に、企業の方々もまた「人がすぐ辞めてしまう」「メンタル不調の対応が難しい」と悩んでいる現状を知りました。 働く個人だけでなく、企業をサポートすることで、人と職場の関係を良くしていきたい。これが、私が社労士を目指した原点です。
社労士というと「法律と手続きの専門家」というイメージが強いかもしれません。 もちろん仕組みづくりは大切ですが、それはあくまで「人が安心して働くため」のものです。私は、就業規則一つを作るにしても、トラブルに対応するにしても、「制度では拾いきれない思い」に寄り添う専門家でありたいと考えています。
沖縄は優しい人が多いからこそ、「まあいいさ」「自分が我慢すれば」という空気が職場に蔓延してしまうこともあります。でも、本当は我慢しなくていい。対話と仕組みで解決できることがたくさんあるはずです。
誰かを責めるのではなく、仕組みを整える。 現場と経営の橋渡しになる。
「何から手をつけていいかわからない」という時こそ、一人で抱え込まずにご相談ください。職場の味方として、一緒に働きやすい環境をつくっていきましょう。
このコラムを書いている人
玉城 翼(たまき つばさ)
社会保険労務士/1級FP技能士/キャリアコンサルタント/宅地建物取引士
1982年沖縄県宜野湾市出身。大学時代より地域貢献に関心を持ち、卒業後は販売・イベント・不動産業務など多分野を経験。その後、労務管理やキャリア支援に従事し、実務を通じて社会保険労務士を志す。
2021年より総務部門を統括し、給与計算・労務管理・制度改定・電子申請導入など業務改善を推進。社労士試験に一発合格し、2025年「つばさ社会保険労務士事務所」設立。地域の中小企業を支えるパートナーとして活動中。
▶コラム: 私が社労士になった理由




